明治座『仮縫』感想。檀れい、高橋惠子、山本陽子、火花散らす女優の闘いにハラハラ

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明治座『仮縫』

©明治座

檀れい、高橋惠子らの出演で有吉佐和子の名作を舞台化。


華やかに したたかに ファッション界の女たち。

明治座『仮縫(かりぬい)』
2018年5月6日(日)~28日(月)

<主な出演>
清家隆子:檀れい
松平ユキ:高橋惠子
松平信彦:葛山信吾
中村たつ:山本陽子
相島昌平:古谷一行

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◆山本陽子

76歳(年齢公表されているのであえて書きます)若い、かっこいい、着物が粋、台詞が明瞭。

76歳で毎日舞台に立ち、着物を着こなし、スポットライトを浴び、演技をし、1ヵ月、毎日、舞台に立ち続け、その前の稽古もこなし、生の舞台は毎日、健康管理も大事で、本当にお見事です!

謎めいた家政婦・・・お芝居に泣けました・・・偉大なる女優魂を見させて頂きました!

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◆高橋惠子

63歳(年齢公表されているのであえて書きます)美しい~!身体にピターッとフィットしたマーメイドラインのドレス姿もとても素敵で、登場する度、ラメが入った豪華な衣装、スーツ、ドレスを着こなし、輝き続けていましたー

檀れいさんと張り合う、蹴落とす怖い役ですが、その上品な佇まい、美しい台詞回しで、憎めない、ともすれば、高橋惠子さんが正論なのでは?と思わせるほど。

舞台女優の高橋惠子さんは本当に凄い迫力。

檀れいさんが成功を収める姿に、後ろから忍び寄る高橋惠子さんに背中がゾクゾクっとしました!

お顔も綺麗、スタイル抜群、お腹もぺっちゃんこで二の腕もスリム。

主役の檀れいさんとポスターで同じ大きさなのがわかる気が致しました。

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◆葛山信吾(かつらやましんご)

『仮面ライダークウガ』『真珠夫人』でブレイク。奥様は女優の細川直美さん(結婚16年目)

かっこいい~!登場した時、斎藤工さんかと思った。髪はパーマで斎藤工さんみたいな感じ。ちょいワルなイケメンで、高橋惠子さんの(訳アリな)弟。舞台の声も通るし、華があるし、登場するとパッと華やぎます。

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◆古谷一行

渋い。存在感バツグン。74歳で元気でかっこいい。テレビドラマの方と思う人も多いと思いますが、元々、俳優座ご出身。

高橋惠子さんと檀れいさんの二人の女性の間で揺れ動きます。

中央大学法学部を出てらっしゃるんですね!頭いい~

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◆檀れい

美しい~!さすがの元宝塚トップ娘役。しかも、異例の、宝塚の2組でトップ娘役を演じた方。美しく、堂々とした立ち居振る舞い。

1幕では、真琴つばささんの相手役をしていた時の様な初々しい少女で。

2幕になると変貌!物言い、歩き方までまるで別人に!

楊貴妃、アムネリスを演じた方なのだと実感。

高飛車な物言い、高らかに笑う姿には鳥肌が!

高橋惠子さん演じる先生に言われてのひとこと。

「仮縫のピンならしゃがんでとれるけど、言葉のトゲはそうはいかない」

女ってこわいわね

女の世界ってどこも怖いのかしら

大地真央さん、由紀さおりさんもご観劇でした。

フィナーレで、主な出演者がひとりづつ挨拶する演出が良かったです。

ファッション業界のお話で、モデルさんを使っての、高橋惠子さんバージョンのファッションショー、檀れいさんバージョンのファッションショーがあり、華やか。

茶色のベレー帽のモデルさんのダンスのキレがより素敵でした。

<お客様の感想>
「月に一度くらいは楽しみがないとやってられないわね~」

「ピンヒールで舞台の階段降りてきて凄いわね」

「最後に誰か歌わせればいいのに」

「歌手じゃないから」

 

「歌手ひとり呼んでくるのよ」

<あらすじ>
洋裁学校で学んでいた清家隆子(せいけりゅうこ・檀れい)にとってオートクチュール「パルファン」は華やかな別世界であり、そこで働くことなど想像もしていなかった。

しかも日本で唯一のオートクチュールの店を経営し、デザイナーとしても高名な松平ユキ(高橋惠子)にスカウトされるなんて――。

店の顧客は裕福な家の婦人や有名女優、いわゆる上流階級の人達で占められ、この店でドレスをつくることが彼女たちのステイタスになっていた。

ユキの自宅を兼ねているパルファンには運転手兼ドアボーイでユキの弟と称する信彦(葛山信吾)と、謎めいた家政婦たつ(山本陽子)も暮らしていた。

初々しいが凜とした美しい隆子は、長身で整った容姿の信彦に度々誘いをかけられるも興味を示さなかった。

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それよりも、ユキの恋人ではないかと思われる、銀座で画廊を経営する相島昌平(古谷一行)のどこか影のある大人の男に魅力を感じていた。

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二年が経った。

隆子はユキの経営術や上流階級の人達を引きつける技、オートクチュールの技量を吸収していた。自分に反旗を翻す弟子に対しての、残酷とも思われる仕打ち。

ユキのそんな一面も隆子は知った。いつか自分もそんな目に遭うかもしれない。隆子の心の中には予感があった。そしてある時が来たら独立するかもしれない、いや、いつか自分の店を持ちたい。時々そんな夢をみるようになっていた。

もともと隆子の才能を認めていたユキは隆子をチーフアシスタントに抜擢した。隆子の夢は一歩ずつ近づいてくる。

ユキはデザイナーとしての才能の枯渇を感じ始めていた。幸いこの店を切り盛りできる隆子が育った。ユキはもう一度新しい感覚を求めてパリへいくことを決心した。

日本を留守にしたユキの代行になった隆子の活躍は凄まじいものだった。これからはオートクチュールではない。プレタポルテが時代の先端を行く。そう信じた隆子は相島に相談をしながら着々と準備を進めてゆくうちに二人は愛し合うように―。

いよいよ隆子が企画、デザインしたプレタポルテのショーが三日後に迫った時、突然ユキが帰国し隆子の前にあらわれた。

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しかもショーはパリですべて準備しデザインした衣裳を持ってきたというのだ。唖然とする隆子にユキはさらなる追い打ちを掛ける。

 

隆子の未来に待っているものは――。
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舞台では「オートクチュール」「プレタポルテ」という言葉が盛んに登場しますが、違いをご存知でしょうか・・・

<オートクチュール>
パリ・クチュール組合加盟店で注文により縫製されるオーダーメイド一点物の高級服やその店のこと。

<プレタポルテ>
既製服のうち、高級なものについていうファッション用語。


かつては仮縫を何度もしたんですね。


明治座『仮縫』2018年5月28日(月)迄
http://www.meijiza.co.jp/lineup/2018/05/

明治座横丁

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檀れいまんじゅう、グッズも。

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遠慮なく試食させて下さる『まめ屋』さん。

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お新香「ひたちや」のスーパー営業マン

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お気に入り、2階ラウンジの白玉入りクリームあんみつ

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『明治座』檀れいさん、高橋惠子さんの公演「仮縫」月替わり膳、限定30食

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お弁当の詳しい写真など、こちらに書きました
https://tabelog.com/rvwr/000355206/rvwdtl/B252880228/

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衣裳が華やかで、目にも楽しく、女優魂を見せつけられ、60代、70代の俳優さんたちも生き生きと輝きを放っていて、刺激になりました。


檀れいさん、美しい~!高橋惠子さん、山本陽子さんはザッツ女優さんでした
高橋惠子さんの衣裳の着こなしは本当にお見事。

子爵夫人の花山桂子さんも良かった。
女同士の争いは怖いけど、見たい・・・そんな感じが致しました

 

明治座『仮縫』2018年5月28日(月)迄
http://www.meijiza.co.jp/lineup/2018/05/